GPT-4oのファインチューニングが開発者向けに公開

GPT-4oおよびGPT-4o miniのファインチューニングが、すべての有料プランの開発者向けに利用可能になりました。これにより、カスタムデータセットを使用して、特定のユースケースに応じた高性能かつ正確なモデルを作成することができます。

ファインチューニングを行うことで、モデルの応答の構造やトーンをカスタマイズしたり、複雑なドメイン固有の指示に対応したりすることが可能になります。これにより、コード作成からクリエイティブな文章作成まで、さまざまな分野でモデルのパフォーマンスを向上させることができます。

例えば、Cosine社のGenieは、ファインチューニングされたGPT-4oモデルを使用して、新しいSWE-bench Verifiedベンチマークで43.8%というSOTAスコアを達成しました。また、Distyl社はBIRD-SQLベンチマークで71.83%の実行精度を達成し、SQL生成においても高いパフォーマンスを発揮しました。

GPT-4oのファインチューニングは、特定のニーズに応じたアプリケーションを構築するための強力なツールです。9月23日までの間、無料でトレーニングトークンを利用できるキャンペーンも実施中ですので、この機会にぜひ試してみてください。詳しくは、公式ブログをご覧ください。