
ChatGPTのプロンプト(指示文)の書き方・基本5原則
ChatGPTのプロンプト(指示文)の書き方を、福岡のAI導入支援の現場で使う基本5原則として解説。役割・目的・条件・例示・出力形式の5つで返答の質が劇的に変わります。
詳しく見る →福岡のAI導入支援者・野村直矢が、ChatGPTの料金プランの違いと中小企業の選び方を相談事例つきで解説。無料版・有料版・チーム向けの判断軸と、現場でのつまずきポイントをわかりやすくまとめました。
野村 直矢
KOKORASHI AI / 福岡のAI導入支援・LINE Bot開発
「ChatGPT、無料でいいですよね?それとも有料にした方が……」。先日、博多区で建材を扱う社長から、開口一番こう聞かれました。社員数十名の会社で、見積メールの下書きに使い始めたものの、プランが何種類もあって何が違うのか分からない、と。同じ質問は天神のデザイン会社からも、糸島の小さな食品メーカーからも届きます。
結論から言うと、いきなり全社で高いプランを契約する必要はありません。まず無料版で試し、毎日使う人だけ有料に切り替える。この順番が、福岡の中小企業にとって一番無駄が出ません。私はKOKORASHI AI(ココラシエーアイ)として、その判断のお手伝いをしています。
「松竹梅みたいに分かれてるんですか」と早良区の工務店の方に聞かれたことがあります。ざっくり言えば、ChatGPTには個人向けの無料版、有料版(月20ドル前後の通称Plus)、その上位、そして会社単位で契約するチーム向け・企業向けがあります。
ドル建てのため為替で円換算は上下します。「日によって値段が変わるんですか」と驚かれますが、そこは契約時のレートで都度確認する、とお伝えしています。次の表は、私が相談の場でよく使うざっくりした目安です。
天神のアパレルショップの店長さんは、無料版だけでインスタの投稿文をかなり量産していました。「これで十分なんじゃ?」と。実際、文章のたたき台作りや簡単な相談なら、無料版でも体感できます。
ただ、無料版は混雑時に応答が遅くなったり、性能の高いモデルが使えない時間帯があります。商談前の資料をすぐ仕上げたいタイミングで待たされると、これがけっこう効きます。私はいつも「まず2週間、無料版を毎日触ってみてください」とお願いしています。そこで物足りなさを感じたら有料の価値がある、という判断材料になるからです。
南区の社労士事務所では、所長だけが有料版、補助スタッフは無料版という分け方に落ち着きました。理由は単純で、文章を一日に何十回も生成するのは所長だけだったからです。
有料版が活きるのは、おおむね次のような人です。
逆に、週に数回しか触らない人にまで有料版を配ると、固定費だけがかさみます。「全員分そろえないと不公平では」とよく言われますが、使う頻度で線を引く方が、現場は納得しやすいと感じています。実際、博多のある会社では「使った回数を週末に自己申告してもらい、月の半分以上使った人だけ翌月から有料版」という運用に落ち着きました。線引きの基準を本人にも見えるようにすると、不公平感はかなり減ります。
これは強くお伝えしたい点です。久留米の製造業の担当者が、個人の無料版に取引先の図面情報を打ち込んでいたことがありました。悪気はまったくなく、便利だから、と。
個人向けプランは、入力した内容がサービス改善に使われる場合があります。顧客名簿や見積、未公開の企画を扱うなら、学習に使わせない設定ができるチーム向け・企業向けプランを選ぶか、社内で「何を入力してはいけないか」のルールを先に決めるべきです。料金の安さだけで個人プランを全社に配るのは、私はおすすめしていません。
ルールづくりと言っても難しく考える必要はありません。私が福岡の事業者と一緒に決めるときは、次のようなチェックポイントから始めます。
この三つを紙一枚にして配るだけでも、現場の事故はぐっと減ります。高機能なプランを契約することより、まず「入れてはいけないものを決める」方が先だ、といつもお伝えしています。
春日市の不動産会社では、まず代表と営業リーダーの2名だけ有料版で半年試し、効果が見えてから人数を増やしました。最初から全社一括にせず、小さく始めて広げる進め方です。
私が相談を受けたときに整理する順番はこうです。
この順番をおすすめするのは、AI導入でつまずく原因の多くが「使いこなせる前に契約を広げすぎる」ことだからです。まず一人か二人が実務で成果を出し、その人が社内の見本になる。そこから広げた方が、研修にかける手間も小さく済みます。糸島の食品メーカーでは、最初に手応えを得た事務担当の方が、自分の言葉で同僚に教える役になり、外部研修なしで全体に広がりました。
そして、ChatGPTの操作自体に社員が慣れない、という壁もよくあります。そこでKOKORASHI AIでは、使い慣れたLINE上でAIに質問できる仕組み(LINE Bot)を作るご相談も受けています。新しいアプリを開かせるより、普段の道具の中にAIを置いた方が、現場は自然に使い始めるからです。こうした入口づくりは初期費用0円・月額4,800円(税込)から始められます。
Q. ChatGPTは無料版のままでも中小企業の業務に使えますか。
文章のたたき台作りや簡単な相談なら無料版でも十分使えます。ただし混雑時に応答が遅くなったり高性能モデルが使えない時間帯があるため、毎日業務で使う人は有料版の方が安定します。まず無料版を2週間試して物足りなさを感じるかどうかで判断するのがおすすめです。
Q. 全社員分の有料プランを契約すべきですか。
必ずしも全員分は必要ありません。文章生成を一日に何度も行う人だけ有料版にし、たまにしか使わない人は無料版、という頻度での線引きが現実的です。使った回数を本人に申告してもらい、基準を見えるようにすると不公平感も減り、固定費も抑えられます。
Q. 顧客情報をChatGPTに入力しても大丈夫ですか。
個人向けプランは入力内容がサービス改善に使われる場合があるため、顧客名簿や見積などの機密情報は注意が必要です。学習に使わせない設定ができるチーム向け・企業向けプランを選ぶか、入れていい情報とダメな情報を紙一枚にまとめて社内で共有してから使うことをおすすめします。
この記事を読んだ方におすすめ
記事一覧を見る →
ChatGPTのプロンプト(指示文)の書き方を、福岡のAI導入支援の現場で使う基本5原則として解説。役割・目的・条件・例示・出力形式の5つで返答の質が劇的に変わります。
詳しく見る →
AI導入で「現場が使ってくれない」を防ぐ進め方を、福岡のAI導入支援者が実際の相談例で解説。小さく始める・巻き込む・効果を見せる具体策をまとめました。
詳しく見る →
電話のAI自動応答(ボイスボット)とは何かを、福岡の事業者からの相談例を交えて解説。仕組み・向く業務・導入の落とし穴・最初の一歩までを当事者目線でまとめた入門記事です。
詳しく見る →無料メルマガ
今日のような記事の要点と、関心のあるテーマに合わせたおすすめ記事をメールでお送りします。