
Gemini 3.7 Flash公開、年末までAPI半額|「今の安さ」でAI費用を見積もらないための考え方
GoogleがGemini 3.7 Flashを公開。2026年末までは導入価格で通常の半額、2027年1月から通常価格に移行します。福岡の中小事業者がAI費用を見積もるときに外してはいけない考え方を解説します。
詳しく見る →気づけばAIツールの月額が積み上がっていませんか。福岡の中小事業者向けに、使っていないAIサブスクを見つけて止める棚卸しの手順と、来期以降増やさないための運用ルールを解説します。
野村 直矢
KOKORASHI AI / 福岡のAI導入支援・LINE Bot開発
「AIの費用、気づいたら結構な額になってました」——ここ数カ月、福岡の事業者さんから本当によく聞くようになった言葉です。AI導入支援をしているKOKORASHI AI(ココラシエーアイ)の私がお話を伺うと、原因は値上げではないことがほとんどです。誰も使っていない契約が、止められないまま残っている。これに尽きます。今日はその見つけ方と止め方を、そのまま使える手順にしてお伝えします。
普通のソフトなら、導入するときに稟議が回ります。ところがAIツールは、単価が数千円と小さく、しかも「まず試してみましょう」で始まるため、承認を通らずに増えていきます。私が実際に見てきた増え方は、だいたいこのパターンです。
どれも悪意はありません。むしろ現場が前向きだからこそ起きます。だからこそ誰かを責める話にせず、年に1〜2回の作業として仕組みにするのが正解です。
最初にやるのは、資料づくりではなく事実集めです。スプレッドシートを1枚だけ作り、次の列を用意してください。
埋め方のコツは、記憶に頼らないことです。クレジットカードの明細を過去3カ月分だけ開き、それらしい名前を片っ端から書き出す。この方法なら、忘れていた契約が確実に出てきます。個人立替のものは、経費精算の履歴を見れば拾えます。
集まったら、各行を次の3つに色分けします。難しい評価は要りません。
ここで大事なのは、「分からない」を無理に判定しないことです。私が現場でお伝えしているのは、分からないものは即解約ではなく、まず主担当を1人決めるという進め方です。担当が決まらないツールは、その時点で会社として使っていないのと同じなので、次の判断が自然に出ます。
棚卸しでいちばん効くのがここです。用途で並べ替えると、同じ仕事に複数のツールが当たっていることが見えてきます。
特に見落とされがちなのが、すでに契約している業務ソフトにAI機能が標準で付いているケースです。会議ツール、グループウェア、会計ソフト、名刺管理。ここ1年ほどで、多くのサービスがAI機能を追加しています。私がご相談を受けた天神のサービス業の会社でも、外部ツールを追加契約する前に手元のソフトを確認したところ、必要な機能がすでに入っていた、ということがありました。新しく契約する前に、いま払っているものに付いていないか確認する。これだけで無駄な追加を減らせます。
止めるときにトラブルになりやすいのは、データの持ち出しを忘れることです。順番を守ってください。
そして解約したら、その行を消さずに「解約済み・日付」として残しておくこと。翌年の棚卸しのときに、なぜ止めたかが分かる資料になります。
棚卸しは一度やって終わりにすると、半年で元に戻ります。私が必ずセットでおすすめしているのが、次のルールです。
紙一枚とカレンダー通知だけです。難しい管理ツールは要りません。むしろ管理のためにまた新しいサブスクを契約してしまうのが、いちばん残念なパターンです。
最後に一つ。この棚卸しの本当の価値は、費用が下がることではありません。会社としてAIを何にどう使っているかが、初めて1枚で見えることです。実際にやってみると、「この業務は3人が別々のツールで同じことをしていた」「この部署はまだ何も使っていない」といったことが見えてきます。そこから次の改善が決まります。
私がAI導入のお手伝いをするときも、いきなり新しい仕組みを作らず、まず今あるものを1枚にする作業から始めることが多いです。増やす前に整える。順番を守るだけで、投資の効きがまったく変わります。
KOKORASHI AIでは、こうした整理から実際のAIチャット導入まで、初期費用0円・月額4,800円(税込)からご相談を受けています。「何を使っているかも把握できていない」という状態からで大丈夫です。福岡の事業者さん、まずは一覧づくりからご一緒しましょう。
Q. AIツールの棚卸しは、どのくらいの頻度でやればいいですか?
年2回をおすすめしています。決算期と、その半年後が目安です。あわせて新規契約のたびに一覧へ1行追加するルールを決めておけば、次の棚卸しがほぼ確認作業だけで終わります。
Q. 使っているか分からないツールは、すぐ解約していいですか?
すぐの解約はおすすめしません。まず主担当を1人決めてください。担当が決まらないツールは会社として使っていないのと同じなので、判断が自然に出ます。解約する場合も、中のデータを先に書き出し、使っていた人に一声かけてから止めてください。
Q. 新しいAIツールを契約する前に、確認しておくことはありますか?
すでに契約している業務ソフトに同じ機能が付いていないかを確認してください。会議ツール、グループウェア、会計ソフトなどは、ここ1年ほどでAI機能を追加しているものが多くあります。追加契約せずに済むケースが実際にあります。
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