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デジタル化・AI導入補助金の3次締切は採択率43.99%|福岡の事業者が次の申請までに準備すること

2026年9月2日公表のデジタル化・AI導入補助金2026・3次締切の採択結果を枠別に整理し、福岡の中小企業が次の申請までに準備すべきことを解説します。

野村直矢

野村 直矢

KOKORASHI AI / 福岡のAI導入支援・LINE Bot開発

「デジタル化・AI導入補助金、うちも申請したほうがいいですか」という質問を、福岡の事業者さんから毎週のようにいただきます。2026年9月2日に3次締切分の交付決定が公表され、判断材料になる数字が出そろいました。結論からお伝えすると、3次締切の採択率は全体で43.99%。申請すれば通る制度ではなくなっているので、締切に間に合わせることより「何のために入れるか」を先に固める方が結果につながります。KOKORASHI AI(ココラシエーアイ)として福岡の中小企業を支援している立場から、公表された数字の読み方を整理します。

3次締切の採択結果(2026年9月2日公表)

公表された数字は次のとおりです。

  • 全体:申請5,913者に対して交付決定2,601者、採択率43.99%
  • 通常枠:申請1,913件・交付決定807件、採択率42.2%
  • インボイス枠(インボイス対応類型):申請3,982件・交付決定1,781件、採択率44.7%
  • セキュリティ対策推進枠:申請18件・交付決定13件、採択率72.2%

採択率の推移は1次46.3%、2次51.5%、3次44.0%となっており、通常枠は3回続けて40%台前半で推移しています。半分以上が不採択になる回もある、という前提で準備するのが現実的です。

数字から読み取れる3つのこと

私が福岡の事業者さんに説明するとき、公表数字から次の3点を整理してお伝えしています。

  • 申請が集中しているのはインボイス枠:申請3,982件と、全体の6割以上を占めています。件数が多い枠ほど、書類の完成度で差がつきやすくなります。
  • セキュリティ対策推進枠は申請そのものが少ない:申請18件と極端に少なく、採択率72.2%と高めです。ただし対象になる取り組みが限られるため、枠が空いているから狙う、という選び方はできません。
  • 通常枠は40%台前半で安定している:回によって大きくは動いていません。次回だけ急に通りやすくなる、という期待は持たない方が安全です。

春日市の建設業さんからは「2次で落ちたので次を狙いたい」というご相談がありました。数字を一緒に見ながら、締切に合わせて急いで出し直すのではなく、不採択の理由になりやすい部分を先に埋めましょう、とお伝えしています。

制度名が変わっている点にも注意

2026年度(令和8年度)から、名称が「IT導入補助金」から「デジタル化・AI導入補助金」に変わりました。福岡の事業者さんとお話ししていると、いまだに旧名称で検索して古い情報にたどり着いている方が多くいらっしゃいます。公募要領は年度の途中でも改訂が入るため、申請前には必ず公式サイトで最新版を開き、加点項目と対象経費を自分の目で確認してください。過去の解説記事だけを頼りに準備を進めると、要件が変わっていた場合に手戻りが発生します。

採択されるかどうかより先に決めること

私が補助金の相談で最初に確認するのは、採択のコツではなく「補助金が出なかったら導入をやめるのか」という点です。やめるという答えなら、検討中の取り組みは業務の課題から出たものではなく、補助金から逆算した計画になっている可能性が高いからです。

逆に「補助金が無くても、金額を下げてでもやりたい」という答えが返ってくる場合、申請書に書く内容が具体的になります。困っている業務、いまかかっている時間、導入後に何がどう変わるか、を自分の言葉で説明できるからです。

KOKORASHI AIのAIチャットは初期費用0円・月額4,800円(税込)から始められる構成なので、補助金の採択を待たずに小さく試して、効果を確かめてから本格導入に進むこともできます。先に小さく動かして数字を取り、取れた数字を申請書に使うという順番は、福岡の事業者さんにお勧めしている進め方です。

次の申請までにやっておくこと

  • いま困っている業務を、担当者・所要時間・発生頻度まで書き出す
  • 導入後に何を測るか(問い合わせ件数、対応時間、取りこぼし件数)を先に決める
  • 公式サイトで最新の公募要領を開き、対象経費と加点項目を確認する
  • 見積もりを取り、補助が出ない場合の負担額でも実行できるかを判断する

まとめ

  • 2026年9月2日公表の3次締切は、全体で申請5,913者・交付決定2,601者・採択率43.99%
  • 通常枠42.2%、インボイス枠44.7%、セキュリティ対策推進枠72.2%と枠で差がある
  • 採択率推移は1次46.3%・2次51.5%・3次44.0%で、通常枠は40%台前半が続く
  • 名称は「デジタル化・AI導入補助金」に変更済み。公募要領は必ず最新版を確認する
  • 補助金が無くても実行したい取り組みかどうかを、申請前に自分に問う

よくある質問

Q. デジタル化・AI導入補助金2026の3次締切の採択率はどれくらいですか?
2026年9月2日に公表された3次締切分は、全体で申請5,913者に対して交付決定2,601者、採択率43.99%でした。枠別では通常枠が申請1,913件・交付決定807件で42.2%、インボイス枠(インボイス対応類型)が申請3,982件・交付決定1,781件で44.7%、セキュリティ対策推進枠が申請18件・交付決定13件で72.2%です。

Q. 採択率は回を追うごとに下がっているのですか?
推移は1次46.3%、2次51.5%、3次44.0%です。単純に下がり続けているわけではありませんが、通常枠は3回続けて40%台前半で推移しており、半分以上が不採択になる前提で準備するのが現実的です。

Q. IT導入補助金という名前で探しても情報が見つかりません。
2026年度(令和8年度)から名称が「デジタル化・AI導入補助金」に変更されています。旧名称で検索すると古い年度の情報にたどり着きやすいため、公式サイトで最新の公募要領を開き、対象経費と加点項目を確認してください。公募要領は年度の途中で改訂が入ることもあります。

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