
GeminiがWorkspaceで「触って動かせる回答」に対応|福岡の中小企業が社内説明に使う手順
Google WorkspaceのGeminiが、チャット内で操作できる表や3Dモデル、シミュレーションを回答に含められるようになりました。福岡の中小企業が社内説明や研修に使う手順と注意点を整理します。
詳しく見る →GeminiのGemが2026年11月17日から個人アカウントでスキルへ移行します。Workspaceは2027年3月の予定。福岡の事業者が移行前に控えておくことを整理します。
野村 直矢
KOKORASHI AI / 福岡のAI導入支援・LINE Bot開発
「Geminiで作った自分用のアシスタント、来月からどうなるの?」。という質問が、ChatGPTやGeminiを業務で使っている福岡の事業者さんから出始めています。結論から言うと、個人アカウントでは2026年11月17日から、GeminiのGemが「スキル」に自動で移行します。Google Workspaceの法人利用は、2027年3月の予定です。KOKORASHI AI(ココラシエーアイ)の私も、お客様のGem運用を確認し始めました。
報道とGoogleの案内によると、Geminiアプリの「Gem」は、タスクの自動化や再利用を目的としたカスタム機能「スキル」へ置き換わります。移行の時期は、アカウントの種類で分かれます。
カスタム・プリセット・共有のGemが自動で変換されると伝えられています。ただし、細部までまったく同じ動きになる保証は示されていません。
天神で小さな士業事務所を営む方から、先日、「お客様への返信文を整えるGemを作って、スタッフ全員で使っている」という相談を受けました。Gemに指示文を登録して社内で回している事業者さんは、移行前後の動作確認が必要です。
一方、Geminiを普通のチャットとして使っているだけなら、影響はほとんどありません。まずは自社の状況を、次の3つで仕分けしてください。
私が福岡のお客様にお伝えしているのは、「慌てて作り直さず、まず記録を残す」ことです。
手動でスキルを作り直す方法も案内されています。Gemの指示文と参照ファイルをもとに作成できるため、控えがあれば作り直しも短時間で済みます。
法人のGoogle Workspaceは2027年3月なので、時間はあります。猶予期間にやるべきことは、移行の準備ではなく棚卸しです。誰が作ったGemが、誰に共有され、何の業務に使われているか。担当者が退職や異動で抜けた後に、持ち主が分からないGemが残る例は、ChatGPTのカスタムGPTでも起きています。移行を機に、持ち主と用途を一覧にしておくと、スキルになってからの管理が楽になります。
AIツールは、名前も仕組みも半年単位で変わります。今回のGemからスキルへの変更も、半年単位で変わるツールの一例です。だからこそ、指示文という「中身」を自社の資産として手元に持っておくことが、ツールが変わっても慌てないための基本になります。KOKORASHI AIが組むLINE Botやチャットも、指示文と回答元の情報を、ツールから切り離して管理する設計にしています。
まずは今週、Gemの一覧を開き、使っているものを3つまでメモに書き出してみてください。メモを作るだけで、11月17日の前に必要な準備の大半は終わります。
※本記事は報道およびGoogleの案内をもとにしています。日付や対象は変更される場合があるため、最終確認はGoogleの公式ヘルプで行ってください。
Q. Gemはいつスキルに変わりますか?
報道によると、個人アカウントは2026年11月17日から自動移行が始まり、Google Workspaceのビジネス利用は2027年3月、教育機関は2027年6月の予定です。日付は変更される場合があるため、公式ヘルプで確認してください。
Q. 今あるGemは使えなくなりますか?
移行されるまでは従来のGemが使えると伝えられています。カスタム・プリセット・共有のGemは自動で変換されますが、細部まで同じ動きになる保証はないため、動作確認をお勧めします。
Q. 移行前に何をしておけばよいですか?
Gemの指示文と参照ファイルを別ファイルに控え、週1回以上使うものを選んで、移行後に代表的な入力で試すのが基本です。持ち主と用途を一覧にしておくと管理も楽になります。
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