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GoogleがGemini 3.6 Flashなど3モデルを発表|“AIの料金が下がり続ける”を福岡の中小事業者はどう活かす?

GoogleがGemini 3.6 Flashなど新モデル3種を発表し、主力の出力料金を引き下げました。福岡の中小事業者がこの「AI単価が下がる流れ」をどう活かすか、モデルの使い分けと小さく始める考え方を解説します。

野村直矢

野村 直矢

KOKORASHI AI / 福岡のAI導入支援・LINE Bot開発

「AIの料金って、結局これから上がるんですか、下がるんですか」——福岡でAI導入のご相談を受けていると、最近いちばん多いのがこの質問です。私は野村直矢と申しまして、福岡で中小事業者向けにAI導入支援を行うKOKORASHI AI(ココラシエーアイ)を運営しています。結論から言うと、少なくとも今は「同じ性能なら、どんどん安く・速く」なる流れが続いています。

結論:値下げと高速化が続く今は「小さく試す」好機

2026年7月21日、GoogleがGeminiの新しいモデルを3種類発表しました。細かい話は次の章で整理しますが、要点は「主力モデルの出力料金が下がり」「軽量モデルはさらに速く・安く」なったこと。私が中小事業者のみなさんにお伝えしているのは、こういうニュースは“買い替えなきゃ”と焦る材料ではなく、“今ならさらに小さく試せる”という追い風だ、ということです。

Googleが発表した3モデルをやさしく整理

発表されたのは次の3つです。専門用語は最小限にして、それぞれの立ち位置だけ押さえておけば十分です。

  • Gemini 3.6 Flash(主力):コーディングや資料作成などの実務性能が向上。出力にかかるトークン量が前世代より約17%減り、出力料金も100万トークンあたり9.00ドルから7.50ドルへ引き下げられました(入力は1.50ドルで据え置き)。
  • Gemini 3.5 Flash-Lite(高速・低コスト):1秒あたり約350トークンという速さで動く軽量モデル。入力0.30ドル・出力2.50ドル(いずれも100万トークンあたり)と、大量処理向けの価格帯です。
  • Gemini 3.5 Flash Cyber(セキュリティ特化):脆弱性の発見・修正に特化した軽量モデルで、当面は政府機関や信頼できるパートナー向けの限定提供です。

あわせて、次世代の「Gemini 4」の開発着手も予告されました。数字はいずれもGoogleの公式発表に基づくもので、私が独自に足したものではありません。

福岡の中小事業者にとっての意味

「ドル建ての料金を言われても、うちには関係ないのでは」と思われるかもしれません。実際、多くの事業者さんがAIに触れるのはChatGPTやGeminiといった“サービス”越しで、API料金を直接払う場面は多くありません。ただ、こうした基盤の値下げは、まわりまわって私たちが使うサービスの料金や無料枠、処理の速さに効いてきます。

天神で小売店を営むお客様から「問い合わせ対応にAIを使いたいが、ランニングコストが読めないのが不安」と相談されたことがあります。私がお伝えしたのは、“今は単価が下がる局面だから、まず小さく始めて、使った実績を見ながら判断すればいい”ということでした。

「単価が下がる」を実務でどう活かすか

値下げのニュースを、具体的な行動につなげるための考え方です。

  • 小さく始めて記録する:いきなり全業務に広げず、問い合わせ返信やメール下書きなど一つの作業から。導入前後で「かかった時間」を記録すると効果が見えます。
  • 重い作業と軽い作業を分ける:じっくり考えさせたい作業と、大量にさばきたい作業では向くモデルが違います。全部を最上位モデルで回すとムダが出ます。
  • 定期的に見直す:AIの料金と性能は数か月単位で変わります。半年に一度、使っているプランが今も最適かを点検するだけで十分です。

モデルの使い分けという考え方

今回のように各社が「速い・安いモデル」と「賢いモデル」を並べて出すのは、“用途で使い分けてください”というメッセージでもあります。私がよくお伝えするのは、料理で言えば「毎日の作り置きは軽いモデル、大事な提案書は上位モデル」という感覚です。難しく考えず、“急がない・件数が多い作業は安いモデル”から始めれば失敗しません。

KOKORASHI AIでは、こうしたモデル選びも含めて、初期費用0円・月額4,800円(税込)から、福岡の事業者さんの実務に合わせて一緒に設計しています。

まとめ

  • GoogleがGemini 3.6 Flashなど3モデルを発表。主力の出力料金が下がり、軽量モデルはさらに高速・低コストに。
  • 基盤の値下げは、私たちが使うサービスの料金・速度にまわりまわって効いてくる。
  • 焦って買い替えるより、「今は小さく試しやすい局面」と捉えるのが正解。
  • 急がない・件数の多い作業は安いモデルから。半年に一度は使い方を点検する。

よくある質問

Q. Gemini 3.6 Flashは中小企業でもすぐ使えますか?
GeminiはWebやアプリのサービスとして使えるため、API料金を意識しなくても日常業務で試せます。まずは無料または低価格のプランで、メール下書きや要約など一つの作業から始めるのがおすすめです。

Q. 料金が下がったら、今契約しているAIは乗り換えるべきですか?
すぐ乗り換える必要はありません。AIの料金と性能は頻繁に変わるので、半年に一度など定期的に、今のプランが自社の使い方に合っているかを点検すれば十分です。

Q. モデルの使い分けは難しくないですか?
難しく考える必要はありません。「急がない・件数の多い作業は安い軽量モデル、じっくり考えさせたい重要な作業は上位モデル」という程度の切り分けから始めれば十分です。

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