
クレーム・苦情の一次対応をAIで整理する3ステップ|福岡の中小事業者が「返信が止まる」を抜け出す方法
お叱りのご連絡への返信が怖くて後回しになる——福岡の中小事業者から多い相談です。AIに謝罪文を書かせるのではなく、事実と要望を整理させて骨組みだけ作る手順を3ステップで解説します。
詳しく見る →値上げ・営業時間変更・臨時休業など、書きにくいお知らせ文をAIで下書きする手順を解説。福岡の中小事業者向けに、材料の渡し方と必ず人が直すべき箇所をまとめました。
野村 直矢
KOKORASHI AI / 福岡のAI導入支援・LINE Bot開発
「値上げのお知らせを出さないといけないんですが、一週間、書き出しで止まってます」——中央区の飲食店さんから、こんな相談を受けました。実はこの手のご相談、けっこう多いです。値上げ、営業時間の短縮、臨時休業、サービスの終了。内容はもう決まっているのに、文章にする段階で止まる。私がいつもお伝えしているのは、ここはAIがいちばん役に立つ場面のひとつだ、ということです。
私はKOKORASHI AI(ココラシエーアイ)として福岡の中小事業者のAI活用をお手伝いしていますが、この種の文書で手が止まる原因は、だいたい文章力ではありません。
つまり「気持ちの整理」と「型の不在」が混ざって止まっている状態です。AIは型を出すのが得意なので、まず型だけ先に出させて、気持ちの部分を人が乗せる。この順番にすると一気に進みます。
AIに「値上げのお知らせを書いて」と丸投げすると、当たり障りのない、どこかで見た文章が出てきます。そうならないために、先に決定事項だけを箇条書きで書き出します。文章にする必要はありません。
この5行が埋まれば、材料は揃っています。埋まらない項目があるなら、それはまだ社内で決まっていないということなので、書く前にそこを決めてください。
次に、箇条書きをそのまま貼り付けて、条件付きで頼みます。私が実際に使っている頼み方はこうです。
最後の「3案」が効きます。1案だけだと「これでいいのかな」と迷って止まりますが、並べると自分の会社らしいトーンがどれか、すぐ分かるのです。3案から1つ選んで、あとは直す。ゼロから書くより圧倒的に速いです。
AIの下書きをそのまま出すのはおすすめしません。直すのは、次の3か所だけで十分です。
先ほどの飲食店さんは、AIが出した「昨今の厳しい経営環境を鑑み」という表現を、「仕入れの値上がりが続いており」に書き換えました。お客様に伝わるのは、飾った言葉より具体的な事情のほうです。
この種の文書は、必ずまた必要になります。年末年始の休業案内、臨時休業、営業時間の変更。使った指示文と完成した文章をセットで残しておくと、次回は数分で終わります。
天神のサロンさんでは、お知らせ文のひな形をスプレッドシートに貯めていて、新しい案内が必要になったら過去のものをAIに渡して「これと同じトーンで、内容だけ差し替えて」と頼む運用にしています。回を重ねるほど、その会社らしい文章に寄っていきます。
KOKORASHI AIでは、こうした日々の文書づくりから、お客様対応のAIチャットまで、小さく始める形でご支援しています。AIチャットは初期費用0円・月額4,800円(税込)から。「何から使えばいいか分からない」段階でも、お気軽にご相談ください。
Q. 値上げのお知らせ文をAIに丸投げしてもいいですか?
おすすめしません。「値上げのお知らせを書いて」だけでは、どこかで見たような当たり障りのない文章になります。何が変わるか・いつから・変わらないもの・理由・お客様へのお願いの5点を箇条書きで渡してから書かせてください。
Q. AIが書いた文章のどこを直せばいいですか?
数字と日付、謝罪の重さ、理由の書き方の3か所です。特に理由は長く説明するほど言い訳に見えるため、一文で言い切るくらいが適切です。数字と日付は必ず元の決定事項と突き合わせてください。
Q. 毎回ゼロから頼むのは手間ではないですか?
使った指示文と完成した文章をセットで保存しておけば、次回は過去のものをAIに渡して「同じトーンで内容だけ差し替えて」と頼むだけで済みます。回を重ねるほど自社らしい文章に寄っていきます。
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